はぐれゲーム随録

ドラクエ11で遊んだ後にドラクエ10で遊ぶとか、あるいはその逆で遊んでいるときとか、それぞれの操作で違うところがあるからつい操作を間違うんですよね。
たとえば、

• ドラクエ11でルーラしようとして「どうぐ」を選んでしまう
• 逆にドラクエ10でルーラしようとして「じゅもん」を選んでしまう

といったものですね。

ドラクエ10,11を両方プレイしているプレイヤーあるあると言ってもいいぐらいかなと思います。

筆者の頭のスイッチの切り替わりが遅いだけかもしれませんが。

ほかにも操作の違いで操作ミスしたり戸惑ったりすることがいくつかありました。

でも、ドラクエ10をプレイしていてついドラクエ11の操作をしてしまうってことは、単なる慣れの問題の場合もありますが、基本的にそのドラクエ11の操作が便利だからついやってしまうんですよね。

ドラクエ11はオフラインゲームなのでいまさら操作を変えることはできないですが、ドラクエ10はオンラインゲームなのでアップデートも可能です。

なので、ドラクエ11の便利操作はドラクエ10にも是非取り入れてほしいです。

ドラクエ10の開発メンバーがこのブログをみることはないと思いますが…

ドラクエ10の開発メンバーも大半はドラクエ11をプライベートで遊んでいると思います。自分たちでドラクエ10をプレイしているときについドラクエ11の操作をしてしまったときには、是非その操作をドラクエ10にフィードバックを検討してほしいところです。

■メニュー表示して□ボタンでほぼまんたん

ドラクエ11では「ほぼまんたん」という痒い所に手の届くコマンドが追加されています。

きっちりまんたんにするとMP勿体無いんじゃない？と考える人向けですね。

最近ドラクエ10で遊んでいるときに、まんたんにしようとしたけどまったく回復しないということが度々ありました。

一体どうなってるんだ？と思ってよくよく考えてみると、無意識のうちにほぼまんたんのショートカット操作をしていたんですね。

△ボタンでメニューを開いた後、□ボタンを押せばコマンドを選択しなくても「ほぼまんたん」がショートカットで選べるようになっているんですが、それをドラクエ10でも無意識でちょくちょくやってしまっていたわけです。

このショートカットはとても便利なので、ドラクエ10でも是非実装してほしいところです。

「ほぼまんたん」はプレイヤーでPT組む関係上、実装するにも一考の余地がありそうですが、「ほぼまんたん」が無理でも「まんたん」へのショートカットとして実装すれ十分すぎるほど使える機能だと思います。

■ルーラ

ルーラは頻繁に使うものなのに作品によってメニュー配置が根本的に異なるのはやっぱり良くないと思います。

継続特典などにも絡む以上、簡単にはなくせないとは思いますが、ルーラストーンは廃止して呪文のルーラにしてほしいです。
戦士や武闘家がじゅもんを使えるのはおかしいという考えもありますが、主人公は特別な存在なので特別にルーラだけは使えるという設定でもその設定に異を唱える人はあまりいないのではないかと思います。

ルーラストーンを廃止するのが難しいのであれば、以下の折衷案もあるかと思います。

• ルーラストーンは行き先を記憶するだけのアイテム
• ルーラを唱えるとルーラストーンで記憶している行き先に飛べる

こういう感じにすればルーラストーンはそのままで、ルーラを呪文にする仕様も可能なんじゃないかなと思います。

と、妄想はしてみたものの、メガルーラストーンのクエストのお話と矛盾しそうなので実装の可否を無視してもルーラを呪文にするのは無理があるでしょうね…

ほかにもありそうだと思って書き始めたものの、たった二つ書いただけで次が出てこない…

思い出したら追記するかもしれませんが、ここで終わりにします。

あと、3DS版だとほかにドラクエ10,11で違う操作があったりするかも知れないですね。

DQ11面白いですね。

とても楽しいので、PS4版をトロフィーコンプするまでプレイしてしまいました。
3DS版もやってみようかと思っています。

ストーリーについてはネタバレになるので特には触れないつもりですが、プレイした感想を書いていきたいと思います。

■町の人に近付くと自動的に吹き出しが出てくる

DQ11では町の人に近付くと自動的に吹き出しが出てくるシステムが導入されています。
このシステムは手間を減らしてなおかつ臨場感も出てくるのでとても良いですね。


(画像は公式サイトのシステム紹介より引用)

町では極力NPCのセリフを読むようにはしているんですけど、割とどうでもよいことしか言わないキャラも沢山います。
話しかける操作は大した手間ではないのですが、それでも掛けた手間に見合わないようなセリフが連続すると若干テンションが下がります。

とは言え、そういう一見どうでも良さそうなセリフでも町の臨場感を出すのには必要なんですね。
しかし、必要ではあるけれども話かけた返事として帰ってくるのは何か違う感じがします。
なので今回の

• 臨場感を出すだけのセリフは自動的に読めて
• しっかりとしたセリフは話しかけると読める(セリフが攻略には無関係でも)

というのは非常にいいシステムだと思いました。

他のゲームでも同様のシステムを導入しているものがあるのかないのか分かりませんが、RPGでは是非取り入れてほしいです。

■ふしぎな鍛冶

金属でない服やローブも作れてしまう文字通りの不思議な鍛冶…という戯言はさておき、DQ11では鍛冶も結構楽しめました。


(画像は公式サイトのシステム紹介より引用)

DQ11にも鍛冶があると発表されたときに、DQ10勢からは不安視する声や十一字珍宝という揶揄とかもありましたが、実際プレイすると個人的には結構楽しめました。

会心が出まくるので大味になっている感じもしますが、おそらくDQ10の吝い鍛冶に慣れきってしまっているからそう感じるのでしょう…？
まあ、装備数点ぐらいだったら厳しめの調整でやりがいを感じさせるのもアリかと思いますが、DQ11では色々な装備を作るので緩めの調整の方がいいと思います。

DQ11の鍛冶をやって思うのは、以下の2点ですね。

• 鍛冶のミニゲームそのものは結構楽しい
• DQ10の職人がミニゲームとして楽しめないのはゲームバランスが厳しい上に付随する作業的要素が多いから

DQ10の職人はミニゲームをやるだけではなくて、以下までセットな上に同じものを何個も作成しないといけないので、ミニゲームを楽しむ余地など微塵もない状態です。

• レベル上げ
• 商材選定
• 材料仕入れ・原価計算
• 販売
• 失敗品の処理

ミニゲームとしては楽しめなくても、上記も含めて金策として楽しめるかどうかはまた別の話だと思いますが。

あとオフラインだから入れられる仕様ではありますが、打ち直しが出来るものいいですね。
しかも、打ち直す現物とうちなおしの宝珠だけで打ち直しができて他の材料が不要なのがいいです。
材料集めるのは結構大変ですからね。これがあるだけで+3が出来なかった時の心理的ダメージが随分緩和されます。
オリハルコンを集め直さないといけないとか言われると結構酷です。

ふしぎな鍛冶も好みはあるので誰もが楽しめるものではないと思いますが、DQ9のカマエルと比べると雲泥の差だと思います。

カマエルは仕様としては本当に運だけで、プレイヤーの介在する余地がないですからね。
しかも、失敗すると材料集め直しでスーパールーレットをひたすら回し続ける作業に戻るという…

とはいえ それが ふつうなのです。

…ってそれが普通だったら SSB などという乱数調整が流行ったりせんぞと思ったりしたものですが、ふしぎな鍛冶になって随分良くなりました。

DQ8からDQ10まで錬金釜が導入されていますが、どれもゲームとしては残念な感じです。
今後の作品で楽しめる錬金釜は登場するのでしょうか…、というかもう出てこなくていいです。

DQ11の感想を書いていたつもりが、DQ9への今さらな愚痴になってしまった…

■ぱふぱふ

ここまでは、良いとおもったところを挙げましたが、これは個人的に何とかして欲しい思ったところです。あくまで個人的な意見ですが…

ドラクエの特徴は色々ありますが、その中に

• 様々な要素が様式美・お約束として確立されている
• いろいろなところに結構秀逸な小ネタを仕込んでいる

というところがあるかと思います。
ぱふぱふはこの2つに該当する要素だとは思うんですけど、あくまで個人的な感覚ですが、ぱふぱふは一度ウケたオヤジギャグを何度も繰り返しているオジさんのような感じがするんですよね。他の様式美・お約束では思わないんですけど何でなんだろう…。
小ネタに変に力が入ってしまうとダメということなんでしょうか？

特に今回は行く先々にぱふぱふがあるので「またか…」と思ってしまいます。
要らないとまでは思わないですけど、一作につき一回ぐらいにしておいた方がいいんじゃないかと思います。

とかいいつつ、トロフィーコンプしているということはイベント全部見ているということなんですけどね…


ということでDQ11のシステム面の感想を書いてみました。
ストーリーが非常に良かったので、ストーリーについても書きたいところなんですが、まだ発売して半月ちょいぐらいの時期なので別の機会にしたほうがいいかなと思っています。
といってもその頃にはストーリーの記憶が薄れてしまっているような気がしなくもありません。