以前にも同じような記事を書いたのですが、データ溜ってきたので続編です。
これまでメカバーンと戦闘してドロップの有無を戦闘毎に記録しているので、そのデータを基に白箱ドロップの抽選が本当にランダムなのか、何か仕込みが入っているのかを調べてみます。
■戦闘回数
メカバーンとの戦闘回数と白宝箱の数は以下の通りです。
2アカ + 2サポの PT での数値です。
戦闘回数: 10,686回
白箱数: 239個
ドロップ率: 2.23%
ドロップ率の 95% 信頼区間を求めると、1.96% ~ 2.53% となります。まだまだ収束しきってない感もありますが、一旦この 2.23% を白宝箱がドロップする確率として考えます。
■それぞれの白宝箱をドロップするまでの戦闘回数
それぞれの白宝箱(239個分)をドロップするまでの戦闘回数を列挙するとこうなります。
133,32,22,2,148,46,61,63,8,53,25,65,117,67,124,151,22,3,85,31,44,18,4,5,3,13,32,14,37,50,1,138,76,5,2,8,19,35,40,1,10,251,153,38,109,3,210,59,10,28,118,149,40,41,48,21,70,77,28,31,29,2,175,4,69,6,76,137,4,23,55,81,28,8,19,29,7,49,45,86,8,158,9,87,3,10,54,45,21,4,3,36,4,11,7,57,15,55,25,40,89,27,6,3,74,16,17,10,6,4,9,98,40,136,8,74,189,16,38,93,88,4,83,119,7,20,78,7,70,21,6,13,53,20,93,132,9,60,12,37,16,12,58,12,53,153,22,31,8,130,55,126,27,60,19,33,31,32,44,102,40,26,7,22,12,10,3,2,46,12,46,34,12,19,84,15,42,13,4,50,51,26,136,38,32,1,20,25,25,7,50,70,3,125,21,52,10,47,36,7,5,47,79,36,47,34,16,33,5,12,47,59,24,32,3,26,21,15,3,42,96,36,11,8,22,129,49,28,104,45,102,19,11,55,10,65,20,110,43
最初の白宝箱のドロップが 133 回目の戦闘で、その次の箱はさらに 32 回戦闘したきにドロップして…(以下略)という数字の羅列です。
この回数を合計しても 10,686 に少し届かないですが、239 箱目のドロップの後の戦闘回数がここに反映されてないからです。
このドロップするまでの戦闘回数をもとにランダムかどうかを調べてみます。
■ランダムかどうかの判定
常に固定の確率でランダムで白宝箱ドロップが抽選されているとすれば、白宝箱がドロップするまでの戦闘回数の分布は幾何分布と呼ばれる確率分布に従います。
実測値が幾何分布と異なっていれば、白宝箱の抽選にランダムではない何かの要素があると考えられそうです。
例えば、ゲームで使われている疑似乱数の精度が悪くて偏っているとか、何らかの天井が設けられているとか、確率が意図的に変動しているとかですね。
先程の白宝箱をドロップするまでの戦闘回数が幾何分布に従っているのかを調べてみることにします。
□計算値のグラフ
白宝箱のドロップ率を 2.23% としたときの累積分布をグラフにしてみます。
横軸が試行回数で、縦軸は試行回数だけ戦闘した場合に1回でも白宝箱をドロップする確率となります。
戦闘回数30回のところで確率が約 49.3% になっています。30回戦闘すれば約 49% の確率で少なくとも 1 個はドロップするということになります。
□実績値のグラフ
実績値でも同様のグラフを作成してみます。上の実績からは例えば 30 回以内の戦闘で獲得した白宝箱は 116 個です。つまり 30 回戦闘すれば約 48.5% の確率で少なくとも 1 個ドロップした実績となります。先程の計算式の確率にかなり近い値になっています。これを1回から251回まで計算してグラフにするとこうなります。
□計算値と実績値を比較してみる
先程の計算値と実績値を重ねて比較してみるとこんな感じです。
ピッタリではないですが、かなり近いことが判ります。試行回数を増やせばさらに実績が計算値に近づくと思われます。
まあ、グラフを重ねて近いでしょうというのはあまり良い方法ではないのですが、見た目の分かり易さを重視してあえてこうしてみました。
ゲーム中の乱数に変な偏りや仕込みがあったら、もっと大きなズレがあるはずなので、この比較からも仕込みや変な偏りはなさそうだと判断して良いと思います。
■まとめ
これまでの白宝箱狩りの実績を基に、白宝箱のランダム判定に偏りや仕込みがないか検証してみました。
ドラクエに限った話ではないのですが、ゲームの乱数は偏っているということしばしば言われます。
実際のランダムと体感のランダムは違うんですね。いわゆるギャンブラーの誤謬とクラスター錯覚とかいう奴です。
これまでメカバーンと戦闘してドロップの有無を戦闘毎に記録しているので、そのデータを基に白箱ドロップの抽選が本当にランダムなのか、何か仕込みが入っているのかを調べてみます。
■戦闘回数
メカバーンとの戦闘回数と白宝箱の数は以下の通りです。
2アカ + 2サポの PT での数値です。
戦闘回数: 10,686回
白箱数: 239個
ドロップ率: 2.23%
ドロップ率の 95% 信頼区間を求めると、1.96% ~ 2.53% となります。まだまだ収束しきってない感もありますが、一旦この 2.23% を白宝箱がドロップする確率として考えます。
■それぞれの白宝箱をドロップするまでの戦闘回数
それぞれの白宝箱(239個分)をドロップするまでの戦闘回数を列挙するとこうなります。
133,32,22,2,148,46,61,63,8,53,25,65,117,67,124,151,22,3,85,31,44,18,4,5,3,13,32,14,37,50,1,138,76,5,2,8,19,35,40,1,10,251,153,38,109,3,210,59,10,28,118,149,40,41,48,21,70,77,28,31,29,2,175,4,69,6,76,137,4,23,55,81,28,8,19,29,7,49,45,86,8,158,9,87,3,10,54,45,21,4,3,36,4,11,7,57,15,55,25,40,89,27,6,3,74,16,17,10,6,4,9,98,40,136,8,74,189,16,38,93,88,4,83,119,7,20,78,7,70,21,6,13,53,20,93,132,9,60,12,37,16,12,58,12,53,153,22,31,8,130,55,126,27,60,19,33,31,32,44,102,40,26,7,22,12,10,3,2,46,12,46,34,12,19,84,15,42,13,4,50,51,26,136,38,32,1,20,25,25,7,50,70,3,125,21,52,10,47,36,7,5,47,79,36,47,34,16,33,5,12,47,59,24,32,3,26,21,15,3,42,96,36,11,8,22,129,49,28,104,45,102,19,11,55,10,65,20,110,43
最初の白宝箱のドロップが 133 回目の戦闘で、その次の箱はさらに 32 回戦闘したきにドロップして…(以下略)という数字の羅列です。
この回数を合計しても 10,686 に少し届かないですが、239 箱目のドロップの後の戦闘回数がここに反映されてないからです。
このドロップするまでの戦闘回数をもとにランダムかどうかを調べてみます。
■ランダムかどうかの判定
常に固定の確率でランダムで白宝箱ドロップが抽選されているとすれば、白宝箱がドロップするまでの戦闘回数の分布は幾何分布と呼ばれる確率分布に従います。
実測値が幾何分布と異なっていれば、白宝箱の抽選にランダムではない何かの要素があると考えられそうです。
例えば、ゲームで使われている疑似乱数の精度が悪くて偏っているとか、何らかの天井が設けられているとか、確率が意図的に変動しているとかですね。
先程の白宝箱をドロップするまでの戦闘回数が幾何分布に従っているのかを調べてみることにします。
□計算値のグラフ
白宝箱のドロップ率を 2.23% としたときの累積分布をグラフにしてみます。
横軸が試行回数で、縦軸は試行回数だけ戦闘した場合に1回でも白宝箱をドロップする確率となります。
戦闘回数30回のところで確率が約 49.3% になっています。30回戦闘すれば約 49% の確率で少なくとも 1 個はドロップするということになります。
□実績値のグラフ
実績値でも同様のグラフを作成してみます。上の実績からは例えば 30 回以内の戦闘で獲得した白宝箱は 116 個です。つまり 30 回戦闘すれば約 48.5% の確率で少なくとも 1 個ドロップした実績となります。先程の計算式の確率にかなり近い値になっています。これを1回から251回まで計算してグラフにするとこうなります。
□計算値と実績値を比較してみる
先程の計算値と実績値を重ねて比較してみるとこんな感じです。
ピッタリではないですが、かなり近いことが判ります。試行回数を増やせばさらに実績が計算値に近づくと思われます。
まあ、グラフを重ねて近いでしょうというのはあまり良い方法ではないのですが、見た目の分かり易さを重視してあえてこうしてみました。
ゲーム中の乱数に変な偏りや仕込みがあったら、もっと大きなズレがあるはずなので、この比較からも仕込みや変な偏りはなさそうだと判断して良いと思います。
■まとめ
これまでの白宝箱狩りの実績を基に、白宝箱のランダム判定に偏りや仕込みがないか検証してみました。
詳細な検証をすると何か分かるのかもしれませんが、今回の検証からはランダム判定の偏りや仕込みはなく、一定確率でランダム抽選していると考えて良いと思われます。
アップデートの日に書くような記事ではないのですが、v4.1までの白宝箱狩りの集計結果の一つとして記事にしてみました。