以前輝石効果で高い効果の付く確率について検証していたのですが、v3.3 前期期間のものだけをデータとしていたたため、推定する値の範囲が広い(=精度がイマイチ)でした。

そこで v3.3 後期のデータも加えて再度検証してみました。
ちなみに、v3.3 前期の結果では輝石効果が 5 段階ある効果の場合、最高の効果の付く確率は以下の通りでした。
v3.3 後期のデータを加えることでこれがどれだけ収束していくのか?というのが今回の話となります。
ちなみに前回の検証のリンクはは以下です。
輝石効果で高い効果の付く確率(v3.3前期)
■ 集計の対象
集計の対象は、v3.3 前期、後期で獲得した竜箱、天箱です。
3キャラで獲得したものの合計となります。
たとえば、ドラゴン系にダメージ+○%の効果だったら、+4%、+5%、+6%、+7%、+8% の5段階ありますが、+4% であれば 1 段階目として、+8% であれば 5 段階として集計しています。
効果の高さが5段階ないものは集計対象外です。
例えばかいしん率は +0.5% と +1.0% の2段階しなかいので集計対象から外しています。
■ v3.3 前期、後期の比較
前期、後期で効果の付く割合に大きな変化があればマージして集計することに意味がありません。
なので、まずは、v3.3 前期、後期で比較して、合算して良いかどうか検討します。
□ 竜箱の比較
v3.3 前期、後期の各段階別に集計した竜箱産ベルトの輝石効果数は以下のようになります。
あまり大きな変化はないと考えます。

円グラフだとこんな感じです。

これならマージしても良さそうです。
□ 天箱の比較
v3.3 前期、後期の各段階別に集計した天箱産ベルトの輝石効果数は以下のようになります。

円グラフだとこんな感じです。

グラフで見ると3段階目、4段階目の割合の変化がやや目立つ感じではありますが、検定をしてみた範囲では、この集計結果をもって輝石効果の付く確率が変化したとまでは言えないようです。
肝心の最高の効果の付く割合があまり変わらないので、こちらもマージして良いものと考えます。
■ v3.3 通期の集計結果
ということで、v3.3 結果を合算してみました。
この結果をもとに最高の効果が付く確率を推定してみます。

最高の効果が付く割合は以下です。
棒グラフにするとこんな感じです。

■最高の効果が付く確率を再び推定してみる
v3.3 通期の集計結果(上の表)をもとに再度確率を推定してみます。
計算してみると、5段階ある輝石効果で最高の効果が付く確率は以下の範囲にあると推定できます。(95%信頼区間を算出したものです)
■まとめ
v3.3 前期・後期期間に獲得した竜箱、天箱を開封して輝石効果の最高値が付く確率を調べてみました。その結果以下のことが言えそうです。

そこで v3.3 後期のデータも加えて再度検証してみました。
ちなみに、v3.3 前期の結果では輝石効果が 5 段階ある効果の場合、最高の効果の付く確率は以下の通りでした。
- 竜箱: 7.3% ~ 13.4%
- 天箱: 18.0% ~ 26.7%
v3.3 後期のデータを加えることでこれがどれだけ収束していくのか?というのが今回の話となります。
ちなみに前回の検証のリンクはは以下です。
輝石効果で高い効果の付く確率(v3.3前期)
■ 集計の対象
集計の対象は、v3.3 前期、後期で獲得した竜箱、天箱です。
3キャラで獲得したものの合計となります。
- 竜箱: 前期 168 個、後期 241 個
- 天箱: 前期 159 個、後期 138 個
たとえば、ドラゴン系にダメージ+○%の効果だったら、+4%、+5%、+6%、+7%、+8% の5段階ありますが、+4% であれば 1 段階目として、+8% であれば 5 段階として集計しています。
効果の高さが5段階ないものは集計対象外です。
例えばかいしん率は +0.5% と +1.0% の2段階しなかいので集計対象から外しています。
■ v3.3 前期、後期の比較
前期、後期で効果の付く割合に大きな変化があればマージして集計することに意味がありません。
なので、まずは、v3.3 前期、後期で比較して、合算して良いかどうか検討します。
□ 竜箱の比較
v3.3 前期、後期の各段階別に集計した竜箱産ベルトの輝石効果数は以下のようになります。
あまり大きな変化はないと考えます。

円グラフだとこんな感じです。

これならマージしても良さそうです。
□ 天箱の比較
v3.3 前期、後期の各段階別に集計した天箱産ベルトの輝石効果数は以下のようになります。

円グラフだとこんな感じです。

グラフで見ると3段階目、4段階目の割合の変化がやや目立つ感じではありますが、検定をしてみた範囲では、この集計結果をもって輝石効果の付く確率が変化したとまでは言えないようです。
肝心の最高の効果の付く割合があまり変わらないので、こちらもマージして良いものと考えます。
■ v3.3 通期の集計結果
ということで、v3.3 結果を合算してみました。
この結果をもとに最高の効果が付く確率を推定してみます。

最高の効果が付く割合は以下です。
- 竜箱: 9.5%
- 天箱: 22.5%
棒グラフにするとこんな感じです。

■最高の効果が付く確率を再び推定してみる
v3.3 通期の集計結果(上の表)をもとに再度確率を推定してみます。
計算してみると、5段階ある輝石効果で最高の効果が付く確率は以下の範囲にあると推定できます。(95%信頼区間を算出したものです)
- 竜箱: 7.8% ~ 11.5%
- 天箱: 19.5% ~ 25.8%
■まとめ
v3.3 前期・後期期間に獲得した竜箱、天箱を開封して輝石効果の最高値が付く確率を調べてみました。その結果以下のことが言えそうです。
- v3.3 前期、後期で輝石効果の付与確率は変更されていないと推定される。
- v3.3 通期での集計結果により輝石効果の最高値が付く確率は、
竜箱が 7.8% ~ 11.5%、天箱が 19.5% ~ 25.8% の範囲と推定される。